今回は、旧耐震マンションの入居者募集業務を振り返りたいと思います。

オーナー様との出会いを教えてください

オーナー様からお電話いただいて、募集をお任せいただきました。すぐにお部屋の写真を撮らせていただき、条件を伺って募集を開始しました。

どんな物件だったのですか？

人気エリアに立地していて非常に物件供給数が少ないので、募集後すぐに問い合わせがありました。５～６組内見して、結局募集から２週間くらいで成約になりました。

成約まで順調に進んだのですね

そうですね。ただ旧耐震基準のマンションで耐震診断を実施していましたので、重要事項として契約前に説明する必要がありました。

耐震診断が実施されていたのですね

新耐震か旧耐震かでお部屋探しをされているお客様もいますし、耐震診断の結果を気にされる方もいます。私は受け取った資料を正直に全部お伝えして、あとはお客様の判断にお任せするようにしています。

全く気にしないお客様もいますが、万が一には命に関わることですし、宅建業法にも説明義務が明示されています。今回は仲介会社さんがお客様との間に入っていましたので、営業担当者さんに資料を共有してお客様にご確認いただき、「大丈夫」とのことでした。

契約を終えてみていかがですか？

やっぱり旧耐震マンションは慎重になります。特にお客様と直接やり取りするならいいんですけど、間に仲介会社さんがいるとその営業担当者さんがどれだけ重要視しているかにもよります。

今回はいい営業担当さんでしたし、しっかり確認してくださったようなので大丈夫だと思いますが、お客様には納得してご入居頂かないと後々トラブルになることもあります。

住んだ後のことを考えてご契約いただくのも私の仕事かなと思います。でも地震が起こらないのが一番いいんですけど。