物件売買

PROPERTY BUYING AND SELLING

不動産を売却するまでの5ステップ

不動産の売却完了までには5つのステップがあります。過去ウルクルのお取引き事例を交えて、売却プロセスをご案内いたします。

不動産を売却するまでの5ステップ

【STEP1】査定

査定とは、不動産の相場を知るための調査です。区分マンション、アパート、ビル、駐車場、土地などどのような不動産でも査定いたします。相場を正確に知りたい場合は『訪問査定』、ざっくり知りたいなら『簡易査定』があります。

東京都内の区分マンションであれば、類似事例も豊富なので『簡易査定』もしやすいですが、戸建てやビルなどは、建物や部屋の痛み具合が千差万別のため、『訪問査定』をお勧めしております。査定は無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

簡易査定と訪問査定

【査定裏事情】査定を高く見積もる不動産会社の狙い

不動産査定一括サイトを利用したり、複数の不動産業者に査定を依頼すると驚くほど査定額が違うことがあります。査定を市場相場よりも高く見積もる不動産会社には共通する考えがあります。

『専任媒介契約を交わして3ヶ月以内に売り切る』

専任媒介契約とは、その名の通り専任で一社だけに売却を任せる契約なので、契約期間中は窓口を一元化し、他の不動産会社からの問い合わせへの対応や、お客様のご内覧前後のヒアリングなど、売主様が数社とやり取りせずに済むため煩雑さがなく、スムーズに売却活動を進める事が出来ます。(専任媒介契約期間の上限は3ヶ月)

例えば相場価格が5,400万円なのに6,000万円と査定をつけ、売主様も「そんなに高く売れるなら」と専任媒介契約を結びます。そして売出価格は6,000万円からスタート。もしこれで売れれば相場以上で売却できるので売主様も不動産会社も万々歳です。しかし、そんなにうまくいくことばかりではありません。

1ヶ月が経つ頃、内見がほとんどない状況だと、「値段を下げましょう」と2ヶ月目には5,800万円、3ヶ月目には5,600万と段々下がっていきます。そしてこの間ずっとインターネット等の広告に出ていますので、中古物件を探しているお客様からすれば、「長く掲載されている物件=売れ残っている物件」「価格がどんどん下がっているけど、何かあるのではないか・・」と勘繰ることもあります。もちろんネガティブな要因だけではないですが、最初から5,650万くらいで出していればすんなり決まったものも、広告期間が長くなることにより売れなくなるということもあります。

売却が初めての売主様であれば、不動産会社に言われるがまま値段を下げていくこともあるでしょう。不動産会社はいくつも売買物件を預かるので、数あるうちのひとつかもしれませんが、売主様にとっては唯一のもの。そこに想いの乖離が起きていくように思います。ウルクルは売主様の利益を考えて営業してまいります。

こちらも合わせてごらんください。
→査定理由あれこれ

【STEP2】媒介契約

媒介契約とは、どんな契約条件にするか、どの不動産会社に売却活動をお願いするかを決める契約です。一社専属か複数社かは自由に決められ、それぞれにメリット・デメリットがあります。

媒介契約とは

ウルクルにご依頼いただく売主様の多くは専任媒介契約です。下記の図では、売主様から見た専任媒介と一般媒介のメリット・デメリットをまとめました。

売主様から見た専任媒介と一般媒介のメリット・デメリット

【STEP3】売却活動

売却活動中は、内見が入りますので部屋の掃除や整理整頓は欠かせません。購入希望者様からの条件交渉に応じるかは自由ですが、購入申し込みが入った後の条件変更は、『後出しじゃんけん』になるとトラブルが起きやすいのでご注意ください。

売却活動とは

【STEP4】売買契約

買主様がローンで購入する場合、売買契約日以降にローン本申込となりますので、決済日・引渡し日は契約日とは別日になります。尚、決済日に所有権移転登記をします。買主様が一括で購入する場合は、契約日と決済・引渡し日が同一日になります。

売買契約の流れを下図フローチャートにまとめておりますので、売主様と買主様で今やることや必要な書類は何かを共有しながら進めていきますのでご安心ください。

不動産売却の流れ フローチャート

【STEP5】売却完了

売主様の契約不適合責任(旧瑕疵担保責任)期間が終了(多くは3ヶ月)し、確定申告が終われば売却は完了です。

一覧へ戻る