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採用始めます
ウルクル11期の採用が12/16から始まります。今回はどんな新しい方と出会えるでしょうか。とても楽しみです。
ウルクルの働き方は、他社と違う部分が多いので、毎回掲載文には頭を悩ませます。
反響をバンバン取って案内して内見して契約するという分かりやすい「THE不動産会社」ではないから、「完全予約ってどうしてですか?」「紹介ってなんですか?」という定番の質問は毎回必ず聞かれます。
だから今回は、このページを見てくださった方のために、ここでお答えしておきます。
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【質問1】完全予約ってどうしてですか?
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ウルクルは3階に接客スペースがありますので、飛び込みの方はほとんどいません。ホームページやポータルサイトで反響を取って来店していただくような反響営業スタイルもさほど取り組んでおらず、あえて路面店にもしていないわけですが、それでも年に数人はホームページなんかをご覧になられて来られます。ありがたいことなんですけれど・・・
ただ、私たちは来るもの拒まずという接客はしていません。賃貸では城南・城西エリアを中心としていますので、そこから外れる方は心苦しくもお断りしています。来るもの拒まずをやってしまうと、顧客の質を維持できなくなり、今いる顧客に迷惑をかけることになってしまいます。私たちは顧客を選んでいます。それは8時間という時間で売り上げを作るための戦略であり、特定層の顧客を対象とすることでそれを実現しています。だから完全予約制にして、飛び込みがないように一定の制限をかけているのです。
また、社員の就業時間のメリハリをつけるためでもあります。急な来客による対応が発生して残業をするといったことをなくすため、また、リピートや紹介で来られるお客様に対して、ざわざわしている店内の雰囲気を作ることなく、ゆっくり探していただくことためでもあります。
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【質問2】紹介ってなんですか?
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紹介は、過去弊社で契約してくださったお客様から、友人知人に弊社をご紹介いただくことです。また渋谷界隈の企業の人事の方から社員様のお部屋探しをしてほしいとご依頼いただいたりします。その数が多くて、社内の人手が足りなくなってきているので、新しい人を募集しています。
ネットや飛び込みで来られた方の成約率はよくて3割くらいです。色々な不動産会社で探すからです。ネット反響から来店していただくだけでも大変なのに、そこから成約に持っていくのはさらに確率が下がります。
でもウルクルの紹介やリピートというのは信用あってご来店いただいているので、成約率は8割くらいあります。同時に他の不動産会社で探す人はほとんどおらず、いるとしてもウルクルで扱えない他社だけで取り扱う自社物くらいです。そういう方が2割くらいいらっしゃいます。
気づいた方もいると思いますが、成約率が高いということは接客数が減らせるということです。他社だと月に30人くらい接客して10件契約したら3割の成約率。でもウルクルは10人接客したら8人契約する8割の成約率。どっちが時間に追われないかは明白です。
「そんな働き方ができるの?」ともよく聞かれますが、最初からはできません。お客様に対する接客姿勢がガラリと変わるくらいなので、経験者ほど先入観があるので馴染むのに半年かかる人もいますから(笑)。まぁ、それでも人生のうちの半年なんてわずかな時間だと思いますが・・。
自分の経験がちゃんと活きる働き方ができるのがウルクルなので、だから不動産業界の経験者の転職がとても多いんです。会社のために上げていた売り上げを、お客様のために時間を使って売り上げを作れる。
誰でも心の底から感謝される仕事をしたいと営業を始めたのに、いつしか会社のノルマに追われて当初の目的がズレてくると苦しくなります。家族がいる方は、家族との時間が取れなかったり。営業職だから仕方ない部分もありますが、それにしても会社のために犠牲にしている(と感じる)時間が結構あるわけです。
私はそろそろ反響一択の働き方は時代にそぐわなくなっていると思います。私は不動産業界に入って4年経ちましたが、こんなに顧客満足度が低い業界というのは本当に驚きました。時代錯誤ですよね・・(笑)。最近はCSを謳う不動産会社も出てきているのでいいことだと思います。でも中堅以上の会社は、これまで作り上げたシステムを変えたくても変えられないことを知っているので、ウルクルはその間にブルーオーシャンで仕事をできるように会社を作っています。
新しく入る方も、お客様の大切な住まいに関わる仕事に再びプライドを持って働けるように、ぜひ新たなメンバーになって、この営業スタイルを広げていってほしいと思います。(KUMAZAKI) -
トイレ掃除の本質
車用品のイエローハットの創業者である影山さんは、会社の売り上げが低迷したときに、「自分にはこれしかできない」とトイレ掃除を始めたといいます。それを見た社員は、「社長がトイレ掃除なんて…、私もやります!」とついてきたようで、そこから売り上げは上がり、上場企業への足掛かりとなりました。
私はこれを本で知りましたが、とても衝撃的でした。トイレ掃除が重要というよりも、人のやりたがらないことを代表自ら進んでやる姿勢が社員の心を打ったのではないかと思います。
ウルクルでもそれを真似て、入社したらまず一番最初にする仕事はトイレ掃除としました。たかだか10分の掃除時間ですが、いかに効率よくキレイに仕上げられるか。そして掃除のクオリティーを常に上げていく。ただ掃除をするだけでは意味がありません。誰のためにしているのかを考えなければ、掃除のクオリティーを上げる意味は見い出せません。
時間内に何ができるかを常に考えるというのは、停車中の新幹線を7分間でピカピカにする”テッセイ”というチームを参考にしています。
結局仕事も同じで、上辺のキラキラした部分だけを見て仕事をしていては、それで1度くらいは人の役に立てたとしても、継続することは難しいと思います。水面下の努力や、人のやらないことを積極的にやってこそ、人間性も磨かれ、結果、人の役に立ち続けられるのだと思います。(KUMAZAKI) -
残業しない会社
かつて日本企業は、長時間働いて結果を出すという文化で成長してきました。 しかし過労死や自殺者が増えたこと、また残業代未払いによる労働搾取などの問題が表面化して、今は「週40時間労働」を守り、残業代をしっかり払いましょうという社会になっています。
私は8時間で出した結果を、7時間や6時間で出すにはどうすればいいかをいつも考えています。長時間労働しないと結果が出ないのであれば、仕事のアップデートが足りないか、不要な仕事か、もしくは金脈かです。
残業には良い側面もあり、実務経験をたくさん得られるので、業務スキルがアップすることもあるでしょう。新人であったり、人より早く進みたければ、人の2倍働け!というのも理に適っていると思います。
仕事が好きでもっと働きたいのに会社は8時間で帰れと言われる・・。そんな声もあるようですが、なにも会社に残って仕事しなくても、今はどこにでもビジネスのネタは落ちているので、広い視野で考えることも必要ではないでしょうか。
ウルクルにおいては零細企業の営業職なので、残業ゼロという働き方は難しい。会社対お客様というより、社員対お客様という関係性で仕事が成立しているので、休日にやりとりもあるし、自分の時間通りにお客様が動いてくれるわけでもありません。
もし残業せずに営業職をしたい方は、中・大企業のシステム化された職場で働くことをお勧めします。 -
働き方のスタンダード
自分の『今の働き方』が1年後、3年後、5年後のスタンダードになると思います。手を抜くことばかりを考えていると、そういう働き方が当たり前になり、ハードワークをする人はそれが当たり前になる。
どちらを選択するかは自由ですが、前者だと結局困るのは自分です。習慣化されてしまったものはなかなか変えることが出来ません。だから自分がどんな人になりたいか。どんな働き方をカッコいいと思うかイメージがないと、目の前の仕事をただするだけになってしまいます。
「思考は現実化する」というナポレオン・ヒルの言葉があるように、イメージがあり行動すればそれに近づきますが、イメージのない働き方では、実感も薄く、「これでいいのかな・・・」と人生の迷路に突入してしまう。
経験者は語る・・・でした(笑)。(KUMAZAKI) -
カッコいい大人
自分の周りにカッコいいと思う大人がたくさんいると、将来は明るいと思います。私の周りにいる先輩は、本当に勉強熱心なので、いつも遠い背中を感じます。
日本の経済が停滞期に入って久しいですが、カッコいい大人が少なくなったのかもしれません。だから私は、一番身近な自分の子供から、「父さん、かっこいいなぁ」と思われるように、その背中を見せたいと思います。そのためには、まず自分の仕事に言い訳をしない。誰かのせいにしない。人の悪いところより良いところを見るようにする。グチはたまにこぼすかもしれない。でもこぼす相手を間違えない。そんなことを求めていきたいと思っています。
とは言うものの、子供に「父さんカッコいい?」と、なかなか聞けていません。聞きたくない回答が返ってくるかもしれないので・・・。(KUMAZAKI) -
資格って必要ですか?
不動産業界で役立つ国家資格はたくさんあります。宅地建物取引士、管理業務主任者、不動産鑑定士、土地家屋調査士、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士、建築士、司法書士、行政書士、社会保険労務士など。 資格を取るには労力もお金もかかりますが、一つも持っていなくても仕事はできます。ですが、私は資格を取ることにどんな意味を見出せるかではないかと思います。『給料を上げるために取る』なら、ちょっと悲しいですが・・・。 資格はお客様のために取り、使うもの。そして仕事に責任を負うかです。国家資格の多くには独占業務があり、宅建や管理業務主任者であれば重要事項説明や契約書への記名押印は資格がないとできません。いくら仕事ができても、資格がなければ最終的に法的な責任は負えないのです。 国家資格は知識が体系的にまとまっていますので、勉強するほど仕事に活かす土壌が作れます。また、初対面で名刺を差し出した時、少なからず安心する方がいます。でも取った後に勉強しないのであれば、ただの肩書ホルダーになってしまいますので、継続的な勉強を怠らず、専門性を深めていくことは重要だと思います。特に不動産は、お客様の人生に大きく影響する責任ある仕事です。「勉強して当たり前」にならないと、人の役に立ち続けることは難しいと思います。
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会社は自分たちで作る方が楽しい
大きな会社の良いところは、知名度があり社会的信用がある。ボーナスがあり、120日以上の休み、福利厚生も手厚い。物事がシステマティックなので、教育体制もしっかりしている。
ではウルクルのような小さな会社の良いところはというと・・・。会社を自分たちで自由な発想で作れる。あれもこれも仕事ができる。裁量権が大きい。
私は大きな会社は体質的に合わないと思っています。知らない人がたくさんいるのは苦手ですし、決まったやり方の仕事では物足りなく感じてしまいます。だから会社を作っていくという選択をしました。自分が何が好きで何が嫌いかを知らなければ、流された働き方になってしまいます。みんなが就活するから自分も就活しなきゃ・・・そんな時代は終わりました。
自分の道は自分で歩かないと、いずれ路頭に迷います。自分のために働く実感を持たないと、40歳になっても50歳になっても自分のやりたいことって何だろうと問うことになります。自分の道を見つけるヒントは自分の中にしかありませんから。(KUMAZAKI) -
稼ぐならSE、人脈なら営業
「不動産営業=稼げる」というイメージを持っている方も多いと思います。動くお金が大きいので、実際に稼げる業界ではありますが、現代で一番稼げて将来性があるのはシステムエンジニアだと思います。パソコンひとつで、しかも自宅で仕事ができたりしますしね。
不動産仲介は、この先も必要な仕事ではありますが、2000年の頃のように大きく広がることはないとみています。AIが台頭し、人を介さなくてもよくなっていく未来があるからです。もしこれから不動産仲介をしたい方がいたら、部分部分で仕事をするのではなくて、0から10までできる『手に職』がないと、将来性はないと思います。
衣食住に関わる仕事なので、不動産の仕事がなくなることはありません。しかし、時代が変われば形も変わることを想像して働かないと、後になって困るのは自分です。
では、そんな中で不動産営業の良さは何かというと、それは人と果てしなくつながっていけるということ。SEはグローバルにつながっていけますが、不動産営業はローカルなつながり。Face to faceの直接的なつながりであり、さらには自分の日常生活では出会うことがないであろう人たちとたくさん出会うことができます。自分が想像していない方達との出会いは刺激的です。しかも個人情報を預けていただく仕事なので、顧客の深い情報を知り、それを守らなければならない責任ある仕事です。
『人脈』をつくり、人に豊かでいたいなら、これ以上の仕事はないのではないでしょうか。 稼ぐならSE。人脈なら不動産営業。私はそう思っています。(KUMAZAKI) -
不動産営業の面白さを伝えていく
私は2017年に不動産業界に入り、これから会社作りをするにあたって、藤堂と政岡に「いずれは男女比を5対5にしたい」、そして私たちが使う「言葉」にNGワードを設けました。
不動産業界は男性社会であり、また言葉尻が強い人も多かった。「NGワードを言ったら1,000円」という制度を作り、罰金箱を設置し、零細企業の働き方改革はスタートしたのです(笑)。
男女比を5対5にするのには理由があり、不動産の女性営業職は、30代を過ぎると極端に減ります。特に子供を持つ方は事務職に回ったり退職したり、営業を続けることが難しくなる。 でも女性でも人と関わることが生来好きな人はたくさんいます。そういう方が働き続けられる環境を作りたい。
住まいにおいて、女性は主役であることが多いわけですから、同性の営業がいたほうが、物件を見る視点や家を作る視点が変わるのではないかと思うのです。そして、会社でいえば売上至上主義から、顧客満足度を大事にするような会社が増えるのではないかと思います。
不動産業界の離職率が高いのは、一言で『働きにくいから』です。私はこれを変えるヒントを藤堂と政岡から見つけました。
そして私は前職のメンタルヘルス業界で、離職率改善のコンサルを長らくやってきましたので、それを一つずつ調整しながら現在まで来ています。 私は不動産の営業というこんなに人に恵まれる仕事もないと思うので、それをもっとたくさんの人に知ってほしいと思います。
この働き方改革は10年か20年か、時間はかかると思いますが、生涯をかけてやってみたいと思える仕事です。(KUMAZAKI) -
採用の歴史 その2
こんにちは、CD室の熊崎です。
5月が終わろうとしています。緊急事態宣言だけれど、オリンピックは開催するという矛盾をはらんだこの時期。生命の安全か経済かに日本は揺れていますね。
さて、6月から新たな採用を始めることにしました。今期の採用予定数は充足しているのですが、5ヵ年計画3年目を一気呵成に進めるために、来期に予定していた採用計画が前のめりになりました。今回の採用コンセプトは今までとは大きく変更するので、現在のものをこちらに移しておきます。
※このページにはあなたへのメッセージが隠されています。
さて、読み解くことができるでしょうか。