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会社には4つのステージがあります

2023.01.10

会社に訪れる4つのステージ

どんな会社にも4つのステージがあり、どのステージにいるかによって、会社が求めるもの、また社員がどう働くかが変わります。

1.創業期

創業して間もない頃でとてもエネルギッシュです。企業には文化と呼べるものもほとんどなく、自由で好き勝手な価値観のもと働いています。夢を追いかける人が集まるので勢いがあります。意思決定が早いのも特徴。可能性の中に身を置くような働き方なので、労働時間に制限がないことも多いでしょう。就業規則や社会のルールに沿わないこともありますので、ルールに則って働きたい人には難しい職場です。

2.成長期

創業期の立ち上がりをうまく乗り越えて、商品やサービスが確率されてきて、稼ぎ頭になる事業が形づいていく頃です。人の入れ替わりも多いですが、会社の規模がどんどん大きくなります。給料もどんどん上がり、後に還ってくるものも大きくなります。この頃に働く人たちで会社の文化が作られますが、社員や顧客の扱いが雑だったり事業のハンドリングを間違えると簡単に傾く時期でもあります。

3.成熟期

安定期とも言えます。会社が大きくなり、事業も堅調。福利厚生が充実し、働きやすい環境が作られます。経営者の顔が見えなくなってくる頃でもありますので、経営者が社員や顧客を向いて仕事をしていれば安定期は長く続きます。しかし安定を維持するのが優先される会社だと、だんだんとクリエイティブが失われ、商品やサービス、働き方は古くなり時代に取り残されていきます。そうならないためには、現状をブラッシュアップし続ける努力が必要で、また新しい事業や商品・サービスの開発、働き方改革が積極的に行われなければなりません。『失敗は成功の母』を実行できるかどうかが問われます。

4.衰退期

成熟期でチャレンジ精神が失われると、会社は少しずつ先細っていきます。社員の新陳代謝がなく、上を見たら役職者も古株ばかりという状況。ただ、どんな会社にもマンネリは訪れるため、この衰退期は会社を再構成するチャンスでもあります。しかし安定志向が強かったり自己保全に走る経営者だと、若い人の声に耳を貸さず、自分の経験を絶対としますので時代にそぐわない場合は淘汰されます。また創業者が交替する時期でもありますので、信頼に足る後任の経営者がいない場合、創業者は会社を売って隠居するケースも。残された社員は買収された会社の文化に馴染めばいいですが、たとえ何十年と働いていてもその貢献は新しい会社では通用しませんので、リストラの優き目にあうことも・・。

ウルクルは今、成長期。

成長期の会社の何が楽しいかは、「会社をつくる」ことが社員にもできること。裁量権があり、比較的自由に仕事ができます。この頃に会社の核となる事業が肉付いていくので、ノウハウを自分の手で作り上げながら吸収していきます。実力が身につくので大きな自信も得られるでしょう。成熟期に入った会社だと仕事が細分化されていきますので、ノウハウは特定の部分だけ。どちらの働き方がいいかは人それぞれですが、『チャレンジ』や『成長』というキーワードが自分の中にある方は、間違いなく創業期や成長期の会社に入るのがいいと思います。『安定』や『仕事は生活の手段』という方は成熟期の会社が合っていると思います。(KUMAZAKI)