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勝つために要求するものが違いましたよね【マンモスイスタンブル代表 稲垣 久美子 様】

2023.10.23

2023年8月に、渋谷区千駄ヶ谷にキリム専門店『マンモスイスタンブル』を移転オープンされた代表の稲垣久美子 様にお話しを伺いました。

弊社との出会いを教えてください

1階の物件がなかなか見つからなくて、すごく苦労していました。定借(定期借家契約)の期限が迫っていて、期日までに出るのは難しいと管理会社に言ったらウルクルさんの物件を見つけて来てくれたんです。

それまでに色々な不動産屋さんに行って、内見もいくつかさせていただいたんですけど今ひとつピンと来ない。恵比寿の不動産会社とウルクルさんだけですね、お店まで足を運んでくださったのは。「大丈夫」と言われて申し込みをしたのに断られたこともあって、ウルクルさんにそれを愚痴りました(笑)。そしたらどうやら大家さんとの意思疎通がうまくいっていなかったと断られた理由も聞いてくださった。

断られた理由がわかったんですね

断られる理由がわかるだけでも全然違います。でも後でわかったんですが、管理会社さんはビルの売買がメインだったんです。だから頼まれても困りますよね。

元々いた場所は建て壊しで退去を求められたのですか?

大家さんがビルを売ったんですね。それである日、期日までに退去してくださいと手紙が来て。

キリムとはトルコやイラン、コーカサスなど、中近東の遊牧民の伝統的な織物です。

契約が先であれば賃借権を主張できると思いますが

それが数年前に定借に切り替えられてしまって。後でウルクルさんに聞いた定借への切替方法とは違って、紙一枚だけで切り替えられてしまった。

ウルクル:十分な説明がなかったんですよね。何か思うところがあれば、今からでもお手伝いしますので。

ところでどんな条件で探されていたのでしょうか。

1階で18坪くらい、大通り沿いで窓から緑が見えること、普通借という感じです。賃料は今まで借りていた物件の金額ではありませんと言われて(笑)。

ここは物件がネットに出た時にスタッフが見ていて、駅から近くて広いし賃料も今までよりも若干上がるけど納得がいくものだった。でもあまり知らないエリアだったので迷っていたらウルクルさんからも紹介を受けて、見に来たらすごくいいと思いましたね。

活気にあふれているし、びっくりしました。絶対にここがいいと思ったんですが、既に大手企業さんが申し込みを入れていました。うちは2番手で厳しい状況でした。

でもウルクルさんは物件を勝ち取るために、他社さんと比べて努力の度合いが違った。勝つために要求するものが違いましたよね。

キリムは絨毯だけではありません。カバンや小物入れなど色々あります。

要求とはどのようなことでしょうか。

勝つための材料を揃えられるだけ揃えました。申込書を書いただけだと、大家さんに伝わらないんです。決算書だけで5期。他にも何かないかと探してくださった。

ウルクル:決算書も管理会社に要求されたわけではないんです。一般的に大手法人が相手だと諦める理由になりやすいですが、私はそうじゃないと思うんですよね。

大手の動きを考えてどうやったら勝てるかなと。決算書だけでは伝わらないと思ったので、有利になるような他の書類もご用意していただきましたし、1番手の大手企業よりもオーナーが喜ぶであろう条件に変更して申し込みをしました。

楽天のエンブレムもそうです。マンモスインタンブールさんは楽天の老舗中の老舗だった。

楽天社員が23人だった時に三木谷さんが来られて感謝されたんです。あの時絨毯を売っておけばよかった(笑)。

絨毯がほつれても修繕いたします。原宿のマンモスイスタンブルにお問い合わせ下さい。

ネットショッピング創世記から始められていたのですね

日経新聞に三木谷さんのインタビューが出ていて「これいいじゃん!」と思ったんです。楽天市場がまだ当時は祐天寺にあって、わからなくなったらすぐ聞きに行けるぐらい近所に住んでいました。

トラ柄やかわいい絨毯をたくさん扱っている原宿のマンモスイスタンブル

営業担当の仕事ぶりはどうでしたか?

信頼できましたよ。契約が取れたことが全てです。メールの返信が早いし、頻繁に連絡をくださったので、進捗状況がよくわかりました。契約OKの連絡が来たときは驚きましたよね。「借りれちゃった」と思って(笑)。

原宿という街はいかがですか?

アリ様:この近くにトルコの大使館があって、トップが来てくれたんです。大使館のスタッフもたくさん来てくれて嬉しかったですね。

近くにベビタピというタピオカ屋さんやANAKUMA CAFE、AFURIなど行列のできるお店がいっぱいあって、商売はアイデア勝負だということをとても感じます。

先日も取引銀行の方にも相談したら、「今はTikTokですよ!」と言われて。時代の移り変わりの激しさに追い付いていないなと思います。

高級絨毯の洗濯は原宿のマンモスイスタンブルにお任せください。

トレンドの発信地で色々なアイデアを見て、商売欲が出てきたように感じます(笑)

悔しいですね。どういうふうに勝負をかけていけばいいか毎日考えさせられます。あるものを単純に売るだけじゃないんじゃないんですよね。

以前はお店にお客さんが来てあるものを売って、ネットも頑張ろうかなくらいでしたけど、それだけじゃダメ。数字を上げていけない。世の中が大きく変わっているのをはっきり気づかされました。

お客さんは炎天下で並んでまでもそのお店に入りたい何かがある。ラーメンを食べるのだってクレジットカードしか使えなかったり。おかげさまで夢が出来ました(笑)。

原宿でおしゃれな小物見つけるならマンモスイスタンブルで

新しいビジネスの在り方にイキイキされてますよね。最後に、この物件はいかがですか?

窓やエアコン、電気の配置も含めて本当に色々と考えられた物件だと思います。大家さんも大事にされているのが伝わりますし、相当思い入れのある物件だと思います。本当にいいところを借りられたなと思います。

それから管理もしっかりしていて毎月1回は来てくださいます。入居の時にも、引渡し前の現況画像が全部送られて来てちゃんとしてるなと思いました。

原宿徒歩5分にあるトルコ絨毯やバッグ、小物を扱うマンモスイスタンブルです。

<Infomation>
キリム専門店マンモスイスタンブル
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-63-2 MJ原宿ビル 1階
営業時間:11:00~19:00 不定休
TEL:03-6434-9301
HP:https://www.rakuten.co.jp/m-istanbul/
Instagram:https://www.instagram.com/kilimlanta/?hl=ja