今回は、賃貸を契約したお客様から物件を預かり、売却したケースを振り返ります。
お客様との出会いを教えてください
私が担当していたファミリータイプの賃貸物件に問い合わせがありました。お客様はご家族で住む家を探されていて、内見して気に入ってくださって契約となりました。
契約まではスムーズだったのですか?
お客様も何度も引越しされていて詳しかったので、私がしたことは立ち会っただけです。実はその後に続く話があって、内見された時に、私が子供の面倒を見たり、私が遊んでもらったのかもしれませんが(笑)、そういう場面も見られていて、賃貸契約後に、住んでいた所有物件について賃貸か売却かの相談をされたんです。
賃貸契約後に売買の相談ですか?
賃貸という枠だけで仕事をしていたらこういう話はないですよね(笑)。それで最終的には売ることになり、買主様を見つけてウルクルで売買することができました。
売却までに大変だったことはありますか?
立地が素晴らしい物件だったので、物件価格があってないようなものでした。途中色々な不動産会社が入ってきて、A社はいくらで買う、B社はいくらで買うといった話が出て価格が吊り上がっていきました。
最後はどうなったのですか?
お客様の希望価格を11%上回って売却できました。
11%増ですか!成約価格は下がることが多いですが上がったんですね!?
そもそもの相場はお客様からの希望価格より断然低かったんです。そこから考えると30%くらい上がってます(笑)。
価格が上がった要因は?
立地がモノ言う物件でした。都心は需要と供給のバランスが合っていません。特に特定エリアでは是が非でも欲しいという方がたくさんいますので、どうしても価格は上がります。私も値付けが本当に難しいなと勉強した物件でした。