今回は外国籍のお客様が、日本で事業をするためにオフィス物件を探したケースを振り返りたいと思います。
お客様との出会いを教えてください
「渋谷 事業用 不動産屋」といった検索をされたみたいで、ウルクルがヒットして飛び込みで来られました。外国の方だったのですが、日本語は話すことができましたけど不動産用語がわかるわけではなかったので、パソコンで翻訳をしながら話しました。
どのような背景をお持ちだったのでしょうか
日本語学校に通われていて、卒業と同時に事業をやりたいということでした。日本にはない事業内容でしたので、私も理解するのに時間がかかったのですが・・。
どのような条件で探したのでしょうか
来客のある仕事でしたので、ターミナル駅から通いやすいところ、繁華街に近いところなどを条件で上げられたのですが、お客様の想定している賃料とは合いませんでした。そこでマンションの1室を提案させていただいて、内見を3~4件くらいした中から決まりました。
お客様との話で印象に残っていることはありますか?
いくつかの不動産会社に相談していたようなんですが、あまり相手にされなかったようなんです。問い合わせしても連絡が来ないとか、何も提案してもらえないとか・・・。
不動産会社の中には自社の物件しか取り扱わなかったり、賃料単価の高いお客様しか相手にしない会社も現実にはあります。だからお客様も困っていらっしゃって、私たちが丁寧に接したことをすごく喜んでくださいました。
外国籍のお客様と接していて難しいところはありましたか?
まず学生ビザだと働けませんので、司法書士を紹介して卒業後も働くことができるようにサポートさせていただきました。
それからマンションの管理規約で来客がダメとか、それを理解していただくのが難しかったです。日本の不動産のルールに対して、お客様の国ではそうしたことがないのかもしれません。言葉だけでなく、文化の違いもありましたので、色々な角度から説明をして、納得のうえでご契約いただけたと思います。
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