OKAMURA

保育士として働いていた頃、子どもたちの気持ちを汲み取り、そっと寄り添うことを大切にしてきました。泣いている理由を無理に聞き出すのではなく、そばにいることで安心し、自分から話し始めてくれることもあります。この経験から、相手の心に寄り添う姿勢の大切さを実感しました。大人でも言葉にしづらい気持ちはあるものです。お客様に対しても、ちょっとした不安や希望に気づき、安心してお話しいただけるような対応を心がけています。

前職では、保護者との信頼関係を築くため、日々のコミュニケーションを大切にしていました。連絡帳や送り迎えの際に、些細なことでも丁寧に伝えることで、安心感を持っていただけたと感じています。また、離乳食やトイレトレーニングなどの相談にも時間をかけて向き合いました。こうした積み重ねが信頼につながることを実感した経験を、今の仕事でも活かしています。お客様との信頼関係を築くため、一つひとつのやり取りを丁寧に行うようにしています。

もともと話が長くなってしまう傾向があり、相手にうまく伝わらないと感じることもありました。営業職に就いてからは、お客様が理解しやすく納得できるよう、情報を整理し、簡潔に伝えることを意識するようになりました。ただ短くするのではなく、丁寧でわかりやすい説明になるよう心がけています。また、お客様が質問する前に疑問点を先回りしてご説明するなど、ストレスなくやり取りができるよう工夫を重ねています。

マクドナルドの教育でも出てくる単語で、「相手に悪意はないことを前提に考える」という意味があります。どんな仕事をしていても当たり前のことですが、ずっと大切にしている言葉です。保育士時代、子どもが突発的に困った行動をした際にも、「その子に悪意はない」と考えることを大切にしていました。背景にある理由や気持ちを想像し、理解しようとする姿勢が、信頼関係の第一歩だと感じています。この考え方は、今の仕事でも変わりません。お客様の言動に対しても先入観を持たず、どんな状況にも柔軟に対応するよう努めています。まずは相手を信じること。これが人との関係を築くうえで、私の根本にある考えです。