お客様にとって一番良い結果を出すためには、お話しを伺うなかで言葉の先に何があるのかを汲み取ることが大事だと思います。生活背景や条件といったことに留まらず、言葉にできない欲求や想い。そしてお客様は一人とは限りませんので、関係者それぞれのお考えも配慮する必要があります。まずは安心してお任せいただけるような関係性を少しづつ積み上げていき、お客様にとって嬉しい結果となるよう頑張りたいと思います。
不動産の仕事は関係者がとても多く、多数決やちょっとしたボタンの掛け違いでYES NOが決まってしまうこともあります。その中で最上級の結果になるように動いているわけですが、それをつぶさに見ていてくださる方がいます。全員に満足していただくことは難しいですが、それでも「あなたに頼んでよかった」とお声がけいただける時は、やっていてよかったなと思います。私も結果に辿り着くまでには色々と悩みますので、一人でも仕事を評価していただける方がいるというのはありがたいですし、本当に嬉しいものです。ただ、全員が満足するようになんとかできないかとはいつも考えていますが(笑)。
保険会社で働いていた時の女性の上司で、厳しい方でしたけど、「それ、前に言ったよね?」「ふつうは〇〇だから」などと言わず、私が理解していないとまず自分の伝え方を省みるんです。決して部下を責めない。自分の教え方を疑ってどうしたらわかるかを考えてくださった。他の職場で別の上司の下で働いた時に、「教え方」の大切さがよくわかりました。それからは、うまくいかない時にはまず内省するように心がけています。