初期費用とは契約時に支払う契約金です。
渋谷界隈の物件では、ざっと計算すると『家賃×5ヶ月~6ヶ月分』が契約金になります。
フリーレントがついていたり敷金や礼金がゼロという物件がありますが、初期費用が安いのには理由があります。
以下の4つのポイントを確認してみてください。
①解約時違約金の内容
初期費用が安い物件では、短期解約に違約金がかかることがほとんどです。何年住めば違約金がかからなくなるのかを確認しておきましょう。
②更新費用の内容
一般的に更新時には賃料1ヶ月分が更新料になることが多いですが、この1ヶ月分とは別に『更新事務手数料0.5ヶ月』といった『更新事務手数料(呼び方はいろいろあります)』が必要になる物件があります。更新するたびに更新事務手数料がかさみますのでご確認ください。
③退去時にかかる費用
退去時に予め差し引かれる金額が決まっている場合があります。敷金がゼロの場合、退去時に結構お金がかかるということも。また、敷金を預けていてもほとんどが原状回復費用に隔てられて戻ってこない物件などもあります。
④賃料相場との比較
初期費用が安い物件は、賃料が周辺相場よりやや高めに設定されていることがあります。長く住んでいただいて初期費用の安さを回収していくのです。何年住むと割高になっていくのかを確認しておくとよいでしょう。