事業を成功させるためには、まず事業計画を立てる必要があります。
事業を円滑に進めるには現在いくら収入があり、いつ・どこで支出が発生しているのか、さらにどのように資金を確保するのかなどを把握しなくてはなりません。
こうした資金の流れを把握しつつ、管理するために必要なのが資金計画です。
資金計画を立てる際は、まず最初に開業資金を算出します。
開業資金とは…
開業準備のために必要な費用のことで運転資金の3~6か月分を確保しておくと安心といわれています。
開業資金の代表的な内容としては、仕入れ・人件費・準備費用などです。
開業費用は「250万円未満」が20.2%、「500万円未満」が23.6%と、500万円未満の合計が4割以上を占めるのに対し、
平均値は1,027万円、中央値は550万円であることからも、開業に必要な資金と合わせて、見込める収入額を算出し、足りない額について融資・返済計画を立てるようにしましょう。
参考:日本政策金融公庫 2023年度新規開業実態調査(4 開業費用と資金調達)より
また補助金・助成金も有効活用することで自己負担を減らすこともできるので検討しましょう。