都内の中古マンションの購入からリノベーションまでをウルクルにご依頼いただいたＭＳ様（27歳）に話を伺いました。※掲載許可を得ています


ウルクルクマザキ（以下ウ）：今回、ＭＳさんのマンション探しからリノベーションまでを弊社トウドウがお手伝いさせていただきました。はじめにトウドウとの出会いについて教えてください。

ＭＳ様（以下Ｍ）：3年くらい前に、賃貸の部屋を紹介していただきました。僕はこれまで6回引越しているんですけど、トウドウさんは他のどの不動産会社とも違ってとても印象的でした。


ウ：６回ですか！結構引越されてますね（笑）
トウドウはどんなところが印象的だったのですか？

Ｍ：トウドウさんはすごく親切で、説明を詳細にしていただいたり、細かく対応していただきました。レスポンスもとても早い。今回マンションを探す時も迷わずトウドウさんに頼もうと思いました。


ウ：賃貸から購入しようと思ったきっかけは何ですか？

Ｍ：結婚して数年経って、そろそろ資産になるものをと考えたのと、今後家族が増えたら１LDKじゃ狭いし、最近リモートワークが増えたので仕事部屋もほしいなと。そうなるとそのスペックを賃貸で手に入れるとなったら20万は越えてくるので、だったら買ったほうがいいかなと思いました。


ウ：ＭＳさんはその年齢（27歳）で『資産』といったことを考えているんですね。

Ｍ：僕の会社の周りの人が意識が高いんです（笑）
投資してる人も結構いて、むしろ僕はおいてけぼりにされてて（笑）
先輩からも買ったほうがいいよと言われてましたしね。


ウ：新築か中古か、この物件にたどり着くまでにどんな経緯があったのでしょうか。

Ｍ：最初は「どうせ買うなら新築がいいね」と、探していました。家に入ってくる広告を見ては内見に行ったりしてました。でも自分たちの住みたいエリアだと高いんですよね・・・三茶で2LDK 55㎡で7500万！無理だなと（笑）

そのうち行って見てを繰り返すのも、内見の予約をしたり業者とのやり取りとか、色々な手間がもう面倒くさくなっちゃって。それでトウドウさんに連絡しました。


ウ：真剣なだけに物件探しに疲れるというのはありますよね・・・最初からリノベしようと考えていたんですか？

Ｍ：もともとリノベの発想はなかったので、築10年くらいの中古を買って住もうと思ってました。そしたらトウドウさんが「リノベするのも面白いんじゃないですか？」と提案してくださって。それでここに内見に来たら『確かにありかもな・・』と思ったんです。


ウ：ありかもなという考えになったところ、少し詳しく教えていただけますか？

Ｍ：トウドウさんにうまく乗せられたといえばそうかもしれませんけど（笑）
壁をなくして広くすることもできるし、床も内装も自分の好きな色にできる。それを聞いて『面白そう』と思いました。

これまでリノベーションはお金がかかるというイメージがあって、お金持ちがやる『遊び』だと思っていました（笑）
それが自分たちが出せる範囲で色々できるというのは、その時初めて知ったんです。


ウ：この物件に決めた理由を教えてください。

Ｍ：駅からすごく近いし、64㎡でこの価格は安いなと思いました。エリアも好きな感じだったので。


ウ：住んだことのあるエリアだったのでしょうか？

Ｍ：いや、来たこともなかったですけど、先輩や知り合いが住んでいて、いい街だとは聞いていました。


ウ：この物件に決めるまでに何件くらい内見に行かれたのですか？

Ｍ：トウドウさんに連れて行ってもらったのは３件くらいですね。新築も合わせれば７～８件だと思いますけど、割と早くここに決めました。


ウ：夫婦で意見が違うことはありませんでしたか？

Ｍ：２人の勤務先へのアクセスとか細かいところはもちろんありましたけど、この物件ではそんなになかったですかね。


ウ：他の不動産屋でも探されたのですか？

Ｍ：トウドウさんだけですね。


ウ：全幅の信頼をいただいて（笑）
リノベーションするにも内見時にはイメージがないですよね。不安はなかったのでしょうか？

Ｍ：購入するまではもう勢いですね（笑）
不安はなかったんですけど・・・ローンが通らなかったときは「来年また探すか・・・」とあきらめかけました。でも最後に申し込んだローンが通って。


ウ：支払額もただ物件を買うだけより増えます。

Ｍ：事前にリノベする金額も合わせてトータルや月々いくらくらいですという話を聞いていたのでそれは心配してなかったです。住宅ローン控除も入れると、前に住んでいた賃貸よりちょっと安く住めるなと思いましたし。計算は全部トウドウさんにしてもらいましたけど（笑）

ウ：では打ち合わせについて伺いたいと思います。先ほど物件を探すのはめんどくさくなったと言ってましたがリノベに対してはどうだったのでしょう？

Ｍ：最初から最後まで全部楽しかったです（笑）


ウ：え？さっきとは真逆ですね（笑）

Ｍ：新築や中古の物件は、既に完成されているものだから、『作る』というより『選ぶ』ことしかできません。でもリノベーションは選んだあとに『作る』があります。そこに違いがあったのかもしれません。

職業柄モノを作るのが仕事なので、何かを組み立てていくというのは好きなんです。妻も嫌いじゃないので、お互いにああだこうだ言いながら楽しみながらやってましたね。


ウ：夫婦で作り上げていくって素敵ですね。どんなふうにイメージを固めていったのでしょうか。

Ｍ：まず床と壁の色から決めたと思います。自分たちでWEBサイトを探してとにかくたくさん見ました。たまたま持っていたトースターや冷蔵庫の色が黒だったことと、二人とも黒が好きだったので「黒ベースがいいかもね」となりました。


ウ：色がヒントだったんですね。夫婦共通して好きな色があったと。次はどんなふうに？

Ｍ：間取を決めるんですけど、妻は料理が好きだし、第一にキッチンが理想的になるように組み立てました。L字がいいとか、長いキッチンがいいとか話しながら今の形に決めていきました。


ウ：キッチンに奥行きがあるのがいいですよね。

Ｍ：普通のキッチンより30cm大きいんです。それから収納の位置も替えたり、寝室と書斎のクロゼットをどんな大きさにするかとか決めました。


ウ：少しずつ形にすることで、発想がどんどん出てきたんですね。

Ｍ：間取図をCGでシミュレーションできるIKEAの“Swedish Home Planner”というアプリを見つけたんです。寸法を入力すると画面上で再現できるので、家具も1cm単位で揃えて配置できるし色も替えられる。3Dでシミュレーションできるので、ほとんどこのアプリだけでイメージを固められました。1200円かかりましたけど、アプリで作ったイメージがほとんどそのままこの部屋で再現できたと思います。


ウ：アプリでイメージ作りとは、まさにＭＳさんの得意分野ですね。
打ち合わせから完成までどれくらいかかったのでしょうか？

Ｍ：3ヶ月弱ですね。工事が始まらないと決められないことやわからないこともあったので、週1～2回はなるべく現場には行くようにして業者さんと逐一話しながら進めました。


ウ：工事が始まって大変だったことはありますか？

Ｍ：一番は口頭でのコミュニケーションは忘れられちゃうので、テキストに残すということです。あの時言った言わないというのはお互いに通じないですから。


ウ：さいなことでもやり取りを形に残しておくということですね。
リノベーションに対する価値観や考え方で変わったことはありますか？

Ｍ：いっぱいあります！リノベをすごいお金持ちがやるようなことだと思っていたのは、そうでもないんだなと思いましたし（笑）、床や壁紙を選ぶのもカタログを見たらすごく種類があったりとか、キッチンの色も形もここまで細かく決めれるんだというのはやってみてわかりました。

『ここはどうしようもできないですね』というのがもっとあるのかと思っていました。


ウ：自分たちでしっかり選択できたということですよね。もちろん費用をかけるほどやりたいことの幅も広がりますけど、今回の予算内でやりたいことはできたということでしょうか。

Ｍ：はい、満足してます。まず部屋が広いというのはシンプルにいいですし、賃貸や既存の家って、たとえば照明は変えられますけど、コンセントの位置までは変えられないじゃないですか。

僕は賃貸の時にはここにあればいいのにと思ったりすることが結構あって、でも仕方ないからコンセントの配置に対して生活を合わせなきゃいけなかった。それが自分たちの生活にモノを合わせていけるという感覚はよかったですね。

すごく使いやすいです。インテリアの自由度も高くてこだわれましたし。


ウ：コンセントにさえこだわりが持てるのって、リノベならではかもしれませんね。

Ｍ：色もパネルを全部ダークグレーにしたんですよ。


ウ：パネルですか？ほんとですね！

Ｍ：部屋のコンセプトに合わせてダークグレーにしました。


ウ：これは愛着湧きますね（笑）
ところで最初のほうで『資産』という言葉が出てきましたけど、ＭＳさんの考えを教えていただけますか？

Ｍ：さすがにここに永住はしないので、最初から『いつかは売る』という前提で買いました。昨今のコロナで一生東京にいるかもわからないじゃないですか。どれだけ愛着を持ってもさすがに20年経てば傷んできますし、早ければ10年で売るかもしれません。その時のことも考えて駅近物件を選びましたし、リノベしたことがどれくらい効いてくるかはわかりませんけど、価値が保たれるならいいなとは思います。


ウ：ちょっと意地悪な質問をさせてください（笑）
いつかは売るとはいえ35年ローンです。10年で売るとしても残債が25年あります。売却額がトントンであったり上回ればいいですけど、こればかりはわからないですよね。

Ｍ：わからないですね。そういうのはもう楽観視してますね（笑）
10年後の自分にお任せしてます（笑）


ウ：考え過ぎたら買えないですよね（笑）
さて最後に、トウドウの仕事ぶりはいかがでしたか？

Ｍ：すごく助かりました！もともと知ってましたけど、それ以上に今回は助けてもらいました。返事がむちゃくちゃ早いし、予備知識がすごくて本当に細かく教えてくださいました。

ラインでもやり取りさせてもらったんですけど、画像を送ってくださったり、すごくマメに連絡いただいたので安心して話を進められました。信頼を寄せてましたね。


ウ：そんなに信頼していただいて（笑）
トウドウはＭＳさんとは1回仲介させていただいただけですよね？

Ｍ：トウドウさんは僕の会社で有名人なんです（笑）
もう何百人かお部屋探しをしていただいてますよね？

だから周りの人が全員トウドウさんを知っているんですよ。みんな同じように信頼しているので、そこまでになるともはや疑うものがなくて（笑）


ウ：営業冥利に尽きるお言葉をありがとうございます。トウドウも今回とても勉強させてもらったと言ってましたし、よく感謝しておいてと言われましたので、「本当にありがとうございました」

Ｍ：こちらこそありがとうございました。