パートナーシップ事業部

Toudou Seiji 藤堂 誠司

代表取締役

愛媛県宇和島市出身。21歳のとき、ボストンバッグ一つで住所も決めず夜行バスに乗って上京した。家を探そうと入った不動産屋で声をかけられ不動産業に足を踏み入れた。自身の独立を経験として、パートナービジネス事業に力を入れる。口ぐせは「ウケる!」。

相手を想っての行動ができる人たち

▼自己紹介をお願いします。

昭和57年に愛媛県の宇和島市という山と川に囲まれた田舎で生まれました。家庭環境はたいして厳しくない父と、おいしいものが大好きな笑ってばかりの母と、三人きょうだいの真ん中としてぬくぬくと育ちました。都会にあるような刺激的なものは何もなくて、遊びといえば稲刈りが終った田んぼで草野球をしたり、缶蹴りをしたりしていました。

中学生になって、まあまあ頑張って勉強したりバレーボールをして、ただただ真面目に過ごしてきました。高校時代にちょっとだけ道を外しまして(笑)、まず高2の夏休みに金髪にして・・・

 

▼あ、それ以上やめておきましょうか(笑)。色々あったんですね、色々(笑)。

ええ、いわゆる謹慎地獄だったんですが(笑)、今でも仲のいい悪友と『色々あった』高校生活でした。高校3年になって初めて進路どうすんだ?となり、寿司屋で働くことにしました。寿司屋の大将と喧嘩をして包丁を突き付けられたこともあります。あ、長い?

 

▼ええ、長いですね(笑)。『色々』がこぼれてきそうなのでその続きは入社してから知ってもらいましょう。笑い話が多そうな人生ですから(笑)。では社長にとってウルクルはどんな会社ですか?

自分を表現できる場所ですね。それは代表という立場だからかもしれませんが、自分の想いを表現できる場所だと思っています。

 

▼自分の想いとは例えばどんなことですか?

例えばお客様が2つの物件で悩んでいるとします。1つは契約すればウルクルに手数料が入ってきて、もう1つはうちでは契約もできないしもちろん手数料も入らない。もしお客様が後者がいいと思うなら、遠慮なくそれを選んでいただきたいし、全力でその物件を押さえられるように手を貸したいと思います。

接客した時間が無駄になるとか、手数料が入らないので売り上げにならないとかそういう以前に、本当の意味でお客様が満足するならウルクルで契約しなくてもいいと思います。もし10件そうしたことが続いても、それはそれでいいと私は思っています。だってお客様の利益が一番なんですから。

なぜこんなことを思うかというと、雇われて仕事をしていたときは本当にお客様の役に立っているのか悩むことも多かったんです。これは雇われ営業マンの誰もが経験することだと思いますが、売りたくない商品を売らなくちゃいけないということがありますよね。会社で決められたことがたくさんあるので、それを守らなくちゃいけない。給料をもらっている以上仕方のないことです。当たり前ですが自由度には限度があります。ウルクルはそういう会社にはしたくないんです。

 

▼でもそんなこと言っても売り上げが立たなければ会社が傾きませんか?

それは私の努力が足りないからお客様に満足いただけないのであって、もしそれで潰れてしまうならそれだけの会社だったということです。でもキレイごと抜きで、本当の意味でWin-Winになれる仕事をしていれば結果はついてくると思います。

先程の例え話は実際にあったことなんですが、その時は違うところで契約をした方が、次の家探しをウルクルでしてくれたんです。「あの時、本当はウルクルさんで契約したかったんですけど…」と。短期的な売上よりも一番大事なのは、いかにお客様が気持ちよく契約をするかということだと私は思います。住まいはお客様のライフステージによって変わってくるので、一度きりの関係ではありません。家探しをするときはまずはウルクルを訪ねようと思い出していただけるように、末永く気持ちよくお付き合いできる不動産屋でありたいと思います。

 

▼中国の古典である孟子に『先義後利』という言葉がありますが、それを思い出します。そんな想いが実現する会社であれば素敵ですね。それでは社長の隠しておきたい失敗経験を教えてください。

若い頃はトラブルばっかりだったんですけど(笑)、確か24歳くらいの話です。3月に完成する新築の物件を12月か1月に契約をして、契約が終ったらほったらかしにしてしまいました。管理会社とやり取りしていなかった私が悪いんですが、3月に完成するはずが工期が延びてしまい、当然入居日も延びてしまったんです。

お客様には、完成する前にやれ契約をしてくださいだのお金を払ってくださいとせっついたくせに、いざ契約をしてお金も払ったら何の連絡もなく、直近になって突然入居日の延期を告げられるわけですから当然怒りますよね。しかもその方は遠方からの転勤だったので色々と引越しなんかの手配も済ませていたわけです。

 

▼最悪な営業マンですね(笑)。引越し予定の日に家がありませんとなってその方はどうなったんですか?

入居予定だった当日、その方はキャリーバッグを引いて「藤堂出せ!」って店舗に怒鳴り込んできました(笑)。たまたまその時私は案内に出ていたので、店にいた社員が怒声を浴びてしまったわけです。会社に戻ってそのことを聞いてすぐに上司と謝りに行きました。でも「何しに来たんだ!帰れ!」と言われてしまい、何も出来ずに帰りました・・・。結局仲介手数料をお返しすることでなんとか話は収まったのですが後味が悪いですよね(笑)。

当時は本当に自分のことしか考えていなかったので、他にも『ありえないクレーム事件』がいっぱいあるんですが(笑)、今でもよく当時一緒に働いていた人には馬鹿にされますね(笑)。何も考えていなかったんです。

 

▼そういう経験があり、年も重ねて大人になり(笑)、仕事に取り組む姿勢が変わってきたんですね。

人様のお役に立ちなさいということですね(笑)。

 

▼もしその時に戻れるならどんなことをしますか?

契約から3ヵ月ぐらいあるので、アフターフォローをしっかりしますね。定期的に管理会社に進捗を確認して、それをお客様にフィードバックする。引越しの準備どうですか?などと相手の状況にも配慮します。工期が遅れることが分かったらすぐにお客様に伝えれば、お客様も「しょうがないよね」と理解していただけると思います。

 

▼失敗がいい糧になっているということでしょうか(笑)。失敗をたくさんしたからこそ、その学びが今の仕事に反映されているのでしょうね。これまでご迷惑をおかけしたお客様には本当に感謝しないと(笑)。

相手を想っての行動ができる人たち

一緒に働くチームウルクルズを紹介してください。

非常に個性的で面白い人たちが集まっていると思います。人間臭い、筋の通った人たちが集まっているんじゃないかなと。義理人情を重んじるというか、自己利益だけじゃなく、相手を想っての行動ができる人たちだと思います。

 

▼これから新たにウルクルズに加入してほしい人はどんな人か教えてください。

嘘をつかない人、誠実な人、与えることができる人、ですね。
といっても人生はその人のものですから、自分が活躍するのが大事だし、自分の給料とか自分のことをよくするために働くわけですが、まずは与えることができる人の集まりでありたいと思います。見返りを求めるなということまでは言わないですが、人に街に環境に役に立とうと思える人たちでありたいなと。

人生においての仕事に費やす時間はとても多いので、その時間をいきいきと、自分のやっていることに大義を見出して、それに対して、真っ直ぐにひたむきに頑張れる人がいいですね。あとはこざかしくない人ですね(笑)。

 

▼最後に社長の夢を教えてください。

いくつかあるんですが、話が長くなりそうなので1つだけ(笑)。数年前から始めたパートナービジネスで夢を見られる人を増やしていきたいなと思っています。例えばやりたいことがあって能力もあるのにどうしていいかわからずにもがいている人がいっぱいいます。

わだかまりを持って『しょうがないか…』と働いている人たちに、少しでも可能性を提供したいと思います。私たちと出会うことで、今まで一人では得られなかったアドバンテージが得られる。社会的地位や収入もそうですし、何よりやりがいというものがまず変わる。

私自身も不動産業界に入った当時は、やりたいことが明確にあるわけじゃなくて、尾崎豊の歌のように、もがき苦しんでいたことがあって、自分の居場所を探すのが大変でした。そうした経験からも、微力ながら一人でも二人でも居場所を作って、自分の人生に生きがいを見出せる機会をたくさん提供したいなと思います。

その通過点として2019年からの5カ年目標を掲げていて、仕事の幅をぐっと広げていくことで、社員さんや家族さんが幸せになるような、新しいコミュニティを育てていきたいなと思います。

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