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部屋探しというのは、まぁまぁ時間がかかるという話

こんにちは、ウルクルCD室の熊崎です。

 

私がこの仕事をして感じたことの一つに、部屋探しはなかなか時間がかかるものだということ。いや、むしろかけたほうがいいということです。

家は、1日の大半を過ごす場所であり、何年も住むことになるのかもしれない生活基地となる場所ですよね。今の自分に合った家というのを、条件だけで決めてしまうことはとてももったいないと思います。ポータルサイトの情報だけでは限定的だということです。そこに仲介業の意味も生まれるわけですが。

 

実は過去の私自身もそうでした。わかりやすい条件だけで家を決めてきました。家賃、構造、設備、駅まで何分とか。特に行ったこともない街へ引っ越す場合なんかは仕方ない部分もあるでしょう。でもいざその街で暮らしてみて、住めば都の部分とどうもしっくりこない部分がありました。それが何なのかは当時はわからなかったけれど、今は明確に答えられます。

 

家賃の払える範囲で選択肢はぐんと増えますが、実は同じ家賃の部屋でも、住み心地のいい部屋とそうでない部屋が分かれるのです。じゃぁそのしっくりこない部分が何かというと、それは『自分の今置かれている状況と物件の間にある情報、それから感情の整理』だと私は思います。

 

それは一人一人異なります。例えば初めての引越し、初めての一人暮らしだった場合には、全てが初体験です。だからその一つ一つを紐解く必要があります。ダメな営業はお客様を条件へ条件へと誘導します。特に営業マンにとって都合のいい物件へと。

スペシャルな営業は、お客様の心の中にあるモヤモヤをスカッと晴れさせて、そして優先順位をどうつけましょうか、どんなバランスで決めていきましょうかと一緒に考えます。当然ここでも誘導はしません。あくまで主役はお客様だからです。お客様自身が自己決定する感覚を持つことが大事です。

ただ営業マンにも時間的都合がありますので、一人のお客様にずっとつきっきりというわけにもいきません。そこはもう経験を積むしかないのですが、お客様がちゃんと自己決定した物件というのは、気持ちよく住んでいただけます。そしてお互いに信頼関係が生まれますので次のお部屋探しもお任せいただけます。逆にお客様の腑に落ちないことが増えれば増えるほど、その営業マンへのリピートはありません。

 

『条件』という目に見える部分がわかりやすいので、どうしても頼ってしまいますが、実は仲介業は、お客様の心の中にある声にならない気持ちをしっかり汲み取ってくれる存在なのです。

私はそれに気付かされたのが、鳥之海さんのインタビューでした。この仕事をするまでは、『賃貸だから仕方ないんだろう・・・』という思いがあったのですが、実はそうじゃないんだなと(笑)。

 

だから私自身、ここ1年以上家をずっと探しています(笑)。自分に心地いい家がどんな家なのかがわかったので、それが出るまでは妥協はしません!

 

ま、それはさておき、

お客様には、どうしても短時間で探さなくてはならない場合をのぞいて、できれば十分な時間をかけて家を探して欲しいと思います。まぁ、営業的には短期で決めていただいた方が助かるのですが(笑)。

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