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環境を変えても

おはようございます、CD室の熊崎です。

今日は、面接において自分を変えたいという話をちょくちょく聞いてきたので、それについて少し。

 

転職理由は十人十色で、人間関係が合わないとか、給料が見合わないとか、職場まで遠いとか、etc。

そして転職をきっかけに、もっと自分を変えていきたいとか、稼げるようになりたいとかそんな思いもお持ちのようなんです。

 

私も若かりし頃は、みなさんと同じ思いを持ちながら職場を転々としていました。でもそんな経験を振り返って言えることは、環境を変えるだけではまず変わらないということ。その理由は、『変わりたくない自分』に気づかないからなんですよね。

 

例えば本を読んで思考の枠が広がって、自分が出来る気になったりしますでしょう?これまで本を読んでいない人が読み始めたのであれば、それは素晴らしいことだと思います。しかし考えを広げるより大事なのは、これまでとは違う行動を継続していくことです。

 

例えばいつも朝ギリギリに会社に来ていたのに、10分前に来るようになった。劇的に30分前に来るようになった、みたいな行動は負荷が高いので10分で充分です。変化は少しずつがポイント。

他にも夜遅くまで働くほうが好きだから21時や22時まで働くという人が、19時や20時に帰るように仕事を工夫するようになった。こうした行動の変化は、その人の姿勢が変わることなので、継続すればふと振り返った時に変わった自分がいることに気づくでしょう。

 

ただ、そうなるまでには時間もかかりますし、負荷がかかりますので最初は結構キツイものです。でも今までとは違う働き方、姿勢を変えるからこそ、自分の内面にも変化が訪れます。仕事にもいい影響が出たり、これまでとは身につけるスキルが変わってきたり。

 

今ではこんなことを書いている私も、27歳まで本をほとんど読んだことがありませんでした。でもある出来事をきっかけに本の虫になり、知識を詰め込んでいった。でもあるところで、停滞期に差し掛かります。それは必然でした。次の行動を起こすタイミングだったからです。そして社会人大学に通い始めました。と、色々行動を変え続けていったんです。

 

まぁ私のことはさておき、例えば仕事を終わっていつも飲みに行ってた人が、飲みに行くのを少なくして勉強を1日1時間でも始めたら、これも継続すれば今までとは違った自分になっていくはずです。

行動を変えるというのは、文字で書けば単純ですし、1日2日なら誰でもできますけど、3日坊主という言葉があるように、なかなか変えるのは難しい。その理由は自分一人で取り組むからなんですよね。多くの人は自分に対して甘いですから、数日経つと冒頭にも書いた『変わりたくない自分』が顔を出します。『おい、おまえ。変わらなくていいよ。一日休んでさ、明日からまた頑張れよ』という囁きにうなづくと、はい、元に戻ります。自分を変えるというのは、これまでの自分を否定することでもあるので、作り上げてきたものを壊したくない。最後の砦を崩したくないわけです。

 

だから職場を変わっても、行動が変わらないのであれば何も変わりません。変わることだけがいいわけではありませんが、少なくとも変わりたいのに変われない人は、『変わりたくない自分』と向き合う必要があるわけです。『じゃあどうやって向き合うの?』これは一人では難しいので、誰かとやる必要があります。ここでつらつらとそれを書いても薄っぺらいので書きませんが、継続的な対話と変化を受け取ることが重要ですね。

 

私も散々トレーニングしてきたので、その大変さは身に染みていますが、今になって思えば、あの時行動を起こしていなかったら、多分この仕事もやっていないだろうし、仕事や会社の愚痴を言って過ごすダメンズになっていたかもしれません・・。

 

私は人事という立場を通して、変わりたい人がいれば丁寧にサポートしていきたいなと思っています。

本を読んだって、誰かの言葉を聞いたって変わることは難しいんです。自分の内面に向き合って初めて変わっていけるのです。

 

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