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こんにちは、CD室の熊崎です。

今日からしばらく、コロナの終息を願ってウルクルズの素晴らしい個性を紹介したいと思います。

 

トップバッターは、私が入社して初めて採用したSさんです。(弊社エージェント紹介ページでは実名ですが、名前で検索しても表示されないようになっています。でもこのページではその仕掛けをしていないのであえてイニシャルにしています)

 

Sさんは2018年10月入社です。面接の時は会社の上階にある会議室を貸していただいて、だだっ広い空間に机と椅子を出してしました。私も初めての面接だし、Sさんも初めての面接。広い空間に私たち二人だけ・・・声がよく響いたこと(笑)。お互いに緊張していたことを覚えています。

そして私にとっては採用第1号になり、私と同じ未経験からのスタートでした。Sさんは外見からもそれがわかりますが、他人への攻撃性が見られません。少なからず男性には、競争意識だったり粗々しさが見て取れるのですが、Sさんはそういった特に不動産屋によくいそうな腹黒い人たちとは一線を画します。

もともとの生真面目さも手伝って、Sさんは仕事をどんどん吸収していきました。22歳という年齢もあり、スポンジに吸い込む水が如く、仕事にのめり込んでいったように思います。それはやらされている感は全くなく、水を得た魚のように私には映りました。

長年この業界で働いている社長も「あんなに案内が好きな人も珍しい」と言うくらいなので、本当にそうなんでしょう。

 

Sさんは丸1年くらい社長の元で、仕事とは何なのかを学んでいきました。よく怒られてましたねー(笑)。でも仕事は厳しくて当然。私たちのしている不動産業というのは、それくらい責任のあるものです。また社長もSさんにもっと成長してほしいという思いが、時にはキツイ言葉となって叱っていたと思います。よく反省してました(笑)。

 

Sさんは右から左に聞き流してしまうこともあるんですが(笑)、自分の腹に落ちたことは理解が早くすぐに行動に移します。これは誰でも当たり前といえばそうなんですが、Sさんにとって、それを早める特徴として『素直である』ことがあげられます。ひねくれたところがないのです。多くの人は抵抗する気持ちを持っているものです。それは図星だったり悔しさだったり嫉妬心だったりしますので、わかってるけどそれを認めたくないというものです。でもSさんからはそれをあまり感じません。おそらく本人にとっては、それが普通の感覚だし、ましてや数値化できるものでもないのでピンと来ない部分だと思います。

でもSさんの成長エンジンはまさにそこにあって、素直さはSさんの個性なんだと私は思っています。だからSさんは素直さを自覚して大切に磨くほど、イキイキと働けるんだろうなと思います。それは社長や事業部長の政岡や私にとって、すごく楽しみな部分なわけです。

それは上司部下という関係性よりも、こういう人がいるんだという発見であり、一緒に働ける喜びですね。今もそれを感じながら仕事をしているわけですが、Sさんがもっと輝くために必要な資源は、私たちはどんどん投資したいと思います。

 

でも一番大事なのは、Sさんがどんな自分になっていきたいかを考え抜いて行動していくことであって、それは私たちがコントロールするものでもありません。

誰にとっても言えますが、結局は自分と真摯に向き合うことでしか人は変われませんし、白馬の王子さまじゃないけれど、誰かが自分をどこかに連れて行ってくれるわけではない。ただ、そういうことを放り投げておけるのが20代であって、渦中にいる20代はまずこのことに気づきません。それは私もそうでした。本当は早く気付いたほうが、そのぶん行動を早く起こせるので、30代になった時に選択肢が増えます。でもこうしたことを20代にわかる言葉で教えてくれる30代以上の人たちは少ないのかなと思います。私はそれを教えていきたいと思いますね。

 

例えばこの世代は自己啓発本に浸かる人もいます。それも勉強としてはいいんですが、自己啓発本では補えないことがあって、それは他者からのフィードバックがないことです。自分の認知で物事を解釈してしまいます。人は他者との関係の中でしか在り続けられないので、認知の枠を広げるには、Sさんの個性である素直さはとても強い力になると思います。

スポンジのようにどんどん吸収して、ぎゅっと絞ると知識や経験や人柄があふれ出る。そんな人になってほしいですね。

 

私はSさんからまだまだ学ぶことがたくさんあると思います。私の見立てなんてちっぽけでわずかな側面だけですから、それをはるかに超えるのが人の面白いところです。その日が来るのはそう遠くないと思いますが。

ありがとう!

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