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カンパニースタンダード

おはようございます、CD室の熊崎です。

 

私が人事を初めて1年半が経過しました。最初は右も左もわからないまま手探りでしたけど、色々な人とお話しする中で物事を整理してきました。会社に足りないものと満ちているものが少しずつわかるようになり、そのバランスを補い合う毎日です。

 

採用活動は不動産と似ているなと思うことがあります。類似がなく、唯一の人であり物件なのです。人と物を比べること自体おこがましいですが、何が言いたいかというと、どちらも『ご縁』ということ。

 

どんなにいい人でもタイミングというのがあります。

会社の事情と求職者の事情とが、歩み寄ることができれば前に進めますが、どちらか一方に滞りが生まれると話が流れたりします。それぞれの置かれている状況の利害が一致するか否かです。

私個人としては、能力も大事だけれど人がよければ全員採用してみたいというのが本音です。なぜならどんな人にも強みと弱みがあり、それを育ててみたいと思うからです。ちなみに弱みを育てるとは、『克服』とは少し違います。まぁ、この話はいいでしょう。そう、どんな人とでも仕事をしたらお互いに学びがあるので、全員採用をしてみたいわけです。でも残念ながら『採用予算』が立ちはだかるのでそれはできません。

 

『人がよければ』というのは、色々な視点がありますが、一つだけ書いておくと、『自己理解力』です。

それはお会いした時の言動で何となくわかります。特に表情で。人の性格は非言語のほうが強く現れますからね。

 

人は誰しも癖を持っています。癖のない人はいませんし、いい癖も悪い癖もあります。直した方がいいものもあれば、伸ばすともっとよくなるものもある。でも癖は無意識なので、誰かが指摘しなければ本人は意識できません。気づいたとしてもパッと変えられるはずはなく、その癖の背景を理解する必要があります。自分自身と向き合う力があるか、ということが重要なんですよね。癖なんて個人の問題だから会社が関与する部分ではありませんが、その癖が仕事に影響してくるんですよ。

 

例えば朝起きるのが苦手という人がいます。低血圧だからとか、寝るのが遅いとかよく聞きますが、低血圧の人全員が朝起きるのが苦手なのか、寝るのが遅い人はみんな朝起きられないのかというとそんなはずはありません。

他の理由が隠れているのです。その理由を自分で理解しないと行動は変容しません。目覚ましをいつもより30分早く設定したって、1日くらいは起きられるでしょうけど、また元に戻るのが関の山。でも本人は、隠れている理由を自分で見つけることはなかなか困難です。あえて隠していたりしますからね。ちょっと難しい話かもしれません。

 

ただ人の成長って、自分で自分を見つめられなかったら他人よがりになってしまいます。環境が成長させてくれるわけではありません。どんなに商品力が良くて、どんなに福利厚生が整っていて、どんなに給料がよくても人間関係の悪い職場は山のようにあります。

そんな職場に入ってしまったときに、環境のせいにしてしまうと、次も似たような職場を選ぶんですよね・・・不思議なことに。これ、恋愛も同じだと思います(笑)。

 

ちょっと話が脱線しましたが、自分の癖、大げさに言い換えれば『生き方』を自分で理解すればするほど成長スピードも早くなると私は思っています。

ウルクルではそれを実践している最中です。今この規模でやっていけば、それがカンパニースタンダードになると思うんですよね。大きくなってからでは一人一人にかけられる時間がどうしたって減ります。でも文化として根づけば、私がそれをしなくてもあちこちでそれが実践される。

 

人の成長は見ていてとても楽しいですし、やりがいがあります。仕事を覚えてできることが増えるなんてのは当たり前ですけど、自己理解が深まると人間力が増すといいますか、魅力的な人になっていきますから、仲介業を営みとするウルクルにとっては生命線なのです。

 

 

 

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